大人でも、痛みを伴う治療は嫌なものです。お子さまであれば大人以上に恐怖心が強く、痛みが苦手なのは無理もありません。痛みが怖くて歯医者に来られないお子さまを、一人でも多く救いたい。だから当院では、なるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療に取り組んでいます。
治療中の痛みを軽減するには麻酔をかけますが、そもそもこの麻酔注射自体が痛いと言われる方も少なくありません。そこで注射の打ち方に工夫をしています。
まず麻酔注射の前には、歯ぐきに塗るタイプの麻酔を使用。歯ぐきにあらかじめ麻酔をかけておくことで、注射を打った時の痛みを軽減できます。また、注射針は細ければ細いほど刺す時の痛みを減らせるため、日本で入手できるものの中で最も細い針を採用しています。
そして麻酔液は、少しずつ時間をかけてゆっくりと注入。少量ずつ注入すれば、痛みを感じにくくなるためです。手動で注入速度を調節するテクニックには、積み重ねてきた経験が大きく影響します。当院院長には17年以上(※)の経験がありますので、痛みを感じにくい速度で麻酔液の注入が可能です。
※2020年現在
私どもではお子さまが歯医者への苦手意識を抱かないよう、無理やりの治療はいたしません。「歯医者さんは楽しい場所」「歯医者さんは怖くない」そんな風に感じてもらえるよう、お子さまの気持ちや体調をふまえた治療を行っています。
まずお子さまに治療器具をお見せしたり触ったりしてもらいながら、それを使って何をするのかをご説明。お子さま自身が納得されてから、治療を開始しています。もしお子さまの納得を得られない場合には、ご本人が治療を受け入れられるようになるまで何回も通院していただき、トレーニングします。
最初は泣いてしまい診療台に上がれなかったお子さまも、トレーニングを重ねるうちに徐々に変化。診療台に乗ってお口を開けて見せてくれたり、歯ブラシをお口に入れられるようになったりします。そして最後にはお子さま自ら診療台に上がり、歯を削ったり詰めたりする治療を受け入れられるようになるのです。
お子さまの成長と共に治療を進めていきますので、ご安心いただければと思います。
※ただし緊急性が高い場合には、やむを得ず治療することもあります。
「虫歯を治す」から「虫歯を作らない」予防歯科に力を入れ、お子さまの「虫歯ゼロ」を目指しています。子供のうちに虫歯ができにくいお口の環境を獲得できれば、大人になっても虫歯になりにくいお口を得ることにつながるからです。
そこで、お子さまが将来まで虫歯や歯周病に悩まされずにすむような、お口の環境作りに力を入れています。大切なお子さまの将来のため、幼い頃から健康なお口作りをサポートしてあげましょう。
当院では虫歯予防のために、以下のような施術をご提供しております。
虫歯は、4つのリスク要素が重なった時に初めてできるものです。
そこで当院ではこれらの悪い要素を改善するために、「フッ素」というお薬を取り入れた虫歯予防を行っています。
フッ素には、
といった効果があり、虫歯になる4つの要素のうち1と2の改善に効果的です。この効果を期待し、私どもではフッ素を歯の表面に塗る施術によって虫歯予防に取り組んでいます。
治療名:フッ素塗布
治療の説明:家庭用のフッ素剤よりも約10~20倍の高濃度フッ素を医療従事者が歯に塗布します。歯の質を強化します。
治療のリスクや副作用:フッ素の効果には個人差があります。一度に多量のフッ素を摂取する、または長期にわたり過量のフッ素を摂取することで中毒症状が現れる場合があります(歯科医院では適量を守っているので中毒症状が起こる可能性はほとんどありません)。
治療の価格:1,500円(税別)
お口の中を拝見し、歯や歯ぐきの状態を確認します。痛みのある検査はありません。必要に応じてレントゲン撮影も行います。
お子さまのお口の中がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
当院では、嫌がるお子さまを押さえつけてムリヤリ治療することはありません。そのため、お子さまご自身が納得して治療を受け入れられるようになるまでに数回の通院が必要な場合があります。
お子さまが治療に納得できたら、いよいよ治療を開始します。
虫歯ができないように、お子さまに歯磨きの練習をしていただいたり、保護者の方には食生活や日常ケアについてアドバイスをします。
お子さまの健康を守るために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:00~18:00
休診日:水曜・日曜・祝日